2025年08月19日 |
YKKAP(東京都千代田区、魚津彰社長)の室内用アルミ建具「famitto(ファミット)」の販売数が発売以来、増え続けている。同社による室内用アルミ建具市場参入は2004年発売で採光パネル部がアクリル樹脂の「スクリーンパーティション」が初めて。第2弾で採光パネル部をガラスとしアルミフレームのデザインもシャープさを持たせ高級化を図ったファミットの発売は17年。ファミットの需要先は新築戸建住宅市場で価格は普及帯のスクリーンパーティションより2~3割高い。ターゲット市場の需要規模が縮小基調で、かつ、住宅価格が高止まりする状況では高級帯建具が販売数を増やすことは不利にもかかわらず、数的拡大を続けるのはなぜか。YKKAPを取材した。