三協アルミ・LIXIL・YKKAP、展示会で〝イチ推し〟アピール=エクステリア新製品、〝当該製品ならではの価値〟訴求

三協立山・三協アルミ社(三協アルミ、富山県高岡市、西孝博社長)、LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)、YKKAP(東京都千代田区、魚津彰社長)は11日、幕張メッセで開催された「エクステリア×ガーデンエキシビション 2024」で記者説明会を行い今年投入するエクステリアの新製品で特にアピールする〝イチ推し〟の概要を説明した。

三協アルミは「カーポート『F2.』」2台用・3台用、LIXILは宅配ボックス付機能門柱シリーズ、YKKAPはフルモデルチェンジでデザインを向上させつつ現行モデルより価格を下げたアルミ形材製「シンプレオ/ルシアス フェンス」をアピールした。

エクステリアを巡る事業環境は主戦場の注文住宅市場の冷え込みで厳しさが続く。各社とも自社の当該製品ならではこそ持つ価値を訴求し拡販を目指す。

【三協アルミ】

三協アルミの「カーポート『FⅡ』」2台用・3台用は6月発売で、昨年6月にリリースした1台用のシリーズとなる。

「カーポート『FⅡ』」の特徴は、(1)下からの見た目で雑味となる屋根下の梁がない(2)アルミ形材製の屋根端部の断面形状を、下の屋根部から上の梁部にかけて傾斜を付け、下から見た屋根端部の厚みが薄くシャープ――など。これらの特徴で実現させた「住宅の外観に高いレベルで調和するノイズレスな水平のデザイン」(三協アルミ)がアピールポイントだ。

「カーポート『FⅡ』」2台用(最大間口5950ミリ)・3台用(同9千ミリ)の販売メーンターゲットは、住宅の外観に加えて外構のデザインもおろそかにしない、広い敷地に建てる中・高額帯の注文住宅を扱う地方の住宅事業者。

2024年04月23日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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