来秋本格運用される「建設キャリアアップシステム」、住宅など技能者実績を業界統一で能力評価

来年秋から本格運用開始となる「建設キャリアアップシステム」の内容が具体化し始めている。建設キャリアアップシステムは、住宅建築の現場などで働く技能者などの保有資格や現場就業履歴といった情報を業界内で共通して蓄積する仕組みだ。個々の技能者は申請すれば、自分のスキルを示せるカードが交付され、いずれの現場でもわかりやすくなる。登録される保有資格は、建築士や監理技術者資格者のほか、宅地建物取引士、特殊電気工事資格者、マンションリフォームマネージャーなど幅広い。建築や建設の現場では、一人親方をはじめとする技能労働者が異なる事業者の現場で経験を重ねるため、客観的に評価しにくいのが現状。同システムによって、業界全体で共有するルールでデータを登録・蓄積し、統一的に技能者の能力を評価できるようにする狙いだ。技能者は公布されたカードでわかりやすく能力を示せるようになり、その処遇・環境の改善を図る。若年層をはじめとする労働者にとって、魅力的な職業・産業へと整備していく。システム開始後1年で100万人、5年後には全技能者の登録を目指す。

2017年11月30日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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