CCUSの経歴証明、来年3月まで=24年4月以降はシステム利用を軸に評価、29年4月からは証明書の届け出不可に

建設キャリアアップシステム(CCUS)は、書面で示せる就業履歴などの経歴証明について、評価できるのは、2024年3月31日分までとなることが決まった。

書面の経歴証明書は29年3月31日まで提出できるが、24年4月1日以降分の経歴はカードリーダーで読み込むなどシステムを通じたもの以外は評価されなくなる。

書面の経歴証明を利用できる期限については、これまで各関連団体と協議・調整を行ってきた国土交通省が14日に決定を発表した。これに並行して、データを読み込む機器「カードリーダー」の設置を支援するなど、登録技能者が就業履歴を蓄積できる環境整備も推進する。

CCUS導入から5年が経過し、技能者の能力評価や賃上げ、キャリアパスの見える化を通じ、喫緊の課題である担い手確保にむけた動きを加速させる。

2023年06月27日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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