国土交通省は15日から2日間、2012年度建築基準整備促進事業報告会を行った。
建築基準法や省エネ法・品確法などの見直しに向けた国の技術基準整備の検討のベース構築に民間の力を活用し、必要な基礎情報および技術基準原案などを調査しまとめる事業者を公募・採択、その調査結果を報告するもの。
15日は東日本大震災の影響を踏まえ調査事項に盛り込んだ「小規模建築物に適用する簡易な液状化判定手法の検討」および「基礎ぐい(杭)の地震に対する安全対策の検討」の結果が発表された。前者では住宅性能表示制度への項目追加に関連する参考提案として、戸建住宅宅地を対象としたスウェーデン式サウンディング試験を活用するFL法の簡易判定手法の提案が、後者では東日本大震災で被害を受けた基礎杭建築物の一部物件の分析と今後の検討課題が示された。
2013年4月18日付け3面から記事の一部を抜粋
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