2021年10月14日 |
パナソニックホームズ(大阪府豊中市、井上二郎社長)は6日、記者会見を開き、ニュージーランドでの住宅部材供給事業を開始すると発表した。
工場生産が特徴の同社の住宅は、工期短縮や品質安定性などが評価され、2019年3月にニュージーランドの住宅不足問題の解決に向けた政府系プロジェクトに採択。現地の建設会社と協働で試作棟の建設に取り組んでいた。
今年8月、同国内に合弁会社を設立し、部材の生産や輸送、施工体制などが整ったことで、事業を本格展開する。当面の供給目標棟数を1千戸に設定した。
これにより、同社の海外事業は台湾、インドネシア、マレーシアに続き4ヵ国目の展開となる。