
パナソニックホームズ(大阪府豊中市、藤井孝社長)は2025年12月12日、25年4月にフル稼働を開始した湖東工場(滋賀県東近江市)の新工場棟を報道関係者に公開した。同社は湖東工場とつくば工場(茨城県つくば市)の2拠点で住宅の柱や梁、外壁などの主要部材を生産しており、湖東工場は長野・静岡以西の需要に対応する。
新工場棟は生産効率化や従業員満足度向上などの取り組みに加えて、見学者を積極的に受け入れる「魅せる工場」を目指したという。「工場も営業ツールの一つ」と位置付け、2階には建屋内を一望できる打合せ可能なスペースを確保。邸別・一貫生産方式による徹底した品質管理と高精度ロボットと熟練職人に
湖東工場は1969年に操業した同社最大規模の生産拠点だ。高度経済成長を背景とする住宅不足に対応するため量産体制を強化した結果、つくば工場の約3倍となる敷地面積33万5千平方メートル、道路を挟んで4地区にまたがる大規模生産拠点となった。このほど新設された新工場棟(ミライ棟)は、2棟の旧耐震基準の建屋の生産機能を1棟に詰め込み、4地区から3地区へと集約した。
同社は、ミライ棟の新築と同時に、従業員の安全とものづくりの継続ができる体制づくりを目指した生産革新プロジェクト「湖東イノベーション」を推進。生産と物流の一体化による効率化や工場生産比率上昇による工費改善、太陽光発電システムや非化石証書を活用したカーボンニュートラル対応などを実施した。







