主要住宅企業11社の2019年11月受注速報、2社プラスも「厳しい」

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主要住宅企業11社の2019年11月の受注速報値(金額ベース)は、11社中2社がプラス。厳しい受注環境に変わりはない。

事業別・セグメント別の受注状況を公表する住宅企業9社(金額ベース、積水化学工業住宅カンパニーは棟数)の2019年11月の戸建て・注文住宅の受注状況は、6社が2ケタのマイナスとなった。消費増税後の厳しい受注環境に加えて、好調だった18年度の実績が影響しているようだ。

主要6社の戸建て・注文住宅の受注速報値の推移をみると、18年8月に全社がプラスとなってから今年3月まで2ケタプラスが目立つ。18年11月は、ばらつきはあるものの6社中4社が2ケタのプラスを記録。19年11月の受注速報値が大幅なマイナスとなった理由には、市場の冷え込みに加えて「前年度の実績が高かった」という見方もできるだろう。

2019年12月19日付1面に掲載
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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