2022年03月03日 |
一般社団法人石膏ボード工業会(東京都港区、須藤永作会長)は2月9日にオンライン形式で記者懇親会を行い、2021年暦年における国内石膏ボード出荷量が20年比0・9%減の4億5400万平方メートルになったと発表した。
国内の石膏ボードの消費先は、そのほとんどが住宅・非住宅の新築市場で占められており、新築市場における住宅・非住宅の市場別消費量構成比は、おおむね住宅市場7割・非住宅市場3割。このため石膏ボードの出荷量は通常であれば、住宅・非住宅の用途別でみた新築市場のうち主に住宅市場の新設住宅着工戸数の増減に連動する傾向にあるが、21年暦年の新設住宅着工戸数が20年比5・0%増と数%以上増えたにもかかわらず、21年の石膏ボード出荷量は0・9%減と1%弱ながらも減少の結果になった