2017年08月28日 |
LIXILグループ(瀬戸欣哉社長)は21日、同社のLIXIL Building Technologyセグメントに属する事業会社でイタリアのカーテンウォールメーカーPermasteelisa S.p.A(以下、ペルマスティリーザ)の全株式を、中国を拠点に建築設計・建築装飾事業を展開するGrandland Holdings Group Limitedに譲渡する決定を行ったと発表した。
瀬戸社長が進めている、経営資源の配分最適化および事業ポートフォリオ見直しの一環。この決定によりLIXILグループの2018年3月期通期の売上高は、5月8日公表時の連結業績予想より約1700億円(業績予想の約9・2%に相当)減少する見込みとなった。
ペルマスティリーザは11年12月にM&Aでグループ化したもので、Appleの新本社社屋やシドニーのオペラハウス、香港の世界貿易センターといった著名な建築物などを、国際的に活躍する著名な建築家と連携し手がけてきた実績を持つ。