
公益財団法人東日本不動産流通機構は23日、2016年の首都圏(1都3県)不動産流通市場動向を公表した。それによると、中古戸建住宅の成約件数が前年同月比8・6%増の1万3195件となった。2年連続の上昇で過去最高になった。成約価格は0・6%上昇の3030万円となった。新規登録件数は7・0%減の6万1788件で、すべての地域で前年を下回った。新規登録価格は2・1%上昇の3691万円で5年ぶりに上昇に転じた。なお、成約物件の平均築年数は20・81年と前年の20・60年からとなり、新規登録の平均築年数も22・07年(前年21・64年)と経年化が進んだ。