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住友林業、超・住まい博が受注けん引=成功体験が営業の自信に

住友林業(東京都千代田区、光吉敏郎社長)が昨年11月に開催した「超・住まい博」が26年1、2月の新築戸建住宅の受注を押し上げた。同社が大規模なリアルイベントを実施するのは12年ぶりということもあり、若手社員にとっては初開催。イベントを企画した住宅事業本部営業推進部は「若い世代に大規模イベント運営を経験させたかった。

成功体験を自信にしてほしい」と、社内教育の狙いもあったという。コロナ禍によって戸建住宅の集客手段は展示場からウェブ・SNS活用が台頭したが、「リアルイベントでしか得られない経験や成果がある」(同)と、超・住まい博の成果を振り返る。同社の成功事例がリアルイベントの価値を見直すきっかけになりそうだ。

超・住まい博は2025年11月15、16日の2日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催された。全62支店のうち、会場近郊の15支店が参加した。開催のきっかけは「良い時期に会場が確保できそうだった」(営業推進部)ため。各支店の営業による見込み客への積極的な誘引活動、ウェブによる新規見込み客向けの広告展開などにより、来場目標1500組のところ2千組以上が来場した。遠方の支店からは来場者向けバスを用意したという。来場者の約8割が既に接点のある管理顧客、残り2割が新規顧客。営業担当者による地道な声掛けが来場増に寄与したようだ。

イベント終了後に実施した満足度アンケート(5段階評価)によると、「満足」と「やや満足」を合わせた回答が96%、最も評価が高い「満足」が67%となったほか、「家づくりの参考になった」との回答が9割超を占めた。イベント参加後のショールームや展示場への再訪問率も高く、新規受注の下支えに貢献できたとの認識を示す。

同社独自のビッグフレーム構法による構造実棟展示や40種類以上の床材を裸足で歩いて体感するコーナー、まだ実機展示が少ない同社初のオリジナルキッチン「ジェルモーリオ」の空間展示など、実物に触れることでデジタル(バーチャル)では発信しにくい「質感」や「空気感」を訴求した。

2026年04月14日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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