オープンハウスグループがニーズに合った提案で利益確保、都市部での仕入れ吟味が奏功=マーケットインの考え方が浸透

オープンハウスグループ(東京都千代田区、荒井正昭和社長)では、「都心部の好立地で吟味して仕入れをした土地」において「しっかりと延床面積を確保した住まいを設計・建設」して、「エンドユーザーのニーズに合った商品を提案する」という考え方を重視することによって、利益が確保できるような仕組みを構築している。

エンドユーザーのニーズを最優先する〝マーケットイン〟の考え方が全社的に浸透している同社では、子会社化してきた各社との相乗効果によって好循環を生み出したこともあって売上高および利益ともに好調に推移してきているという。

同社では、「高い価格で土地を仕入れた場合、販売価格そのものの価格帯が高騰してしまう」と懸念しており、「売れずに値引きをすれば、結果として利益が取りづらい商品となってしまう」(コミュニケーションデザイン本部・白井淳本部長)と考えている。このような考え方のもと、「他社では仕入れないような都心部の変形地や建築が難しい土地」であっても、同社の建築力や商品力によって有効活用することで、売上高や利益を増やしてきた。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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