エヌ・シー・エヌの子会社である木構造デザイン(東京都千代田区、福田浩史社長)が運営する「大規模木造プレカットネットワーク」の第5回総会が東京都内で開催され、28社・59人が参加した。

「大規模木造プレカットネットワーク」は、大規模な木造建築を計画するゼネコン・設計事務所と木造の構造部材を加工・生産するプレカット工場をつなぐ日本初の大規模木造マッチングプラットフォーム事業で、2020年10月から活動を開始している。
総会の冒頭、エヌ・シー・エヌの田鎖郁男社長は「非住宅木造は〝黎明時代〟から〝競争時代〟に入っていくと考えてよい」と強調したうえで、「非住宅マーケットは1兆円を超えるといわれている中で、皆さまの技術により非住宅を伸ばしていきたい」とあいさつした。

木構造デザインの福田社長は26年3月期の実績について、物件の獲得数306件に対し、構造計算数78件、プレカット加工・納材につながったのは36件だったことを紹介。これは金額に換算すると7億円程度になり、「6年前と比較して5倍程度に成長している」と語った。その一方で、構造計算を行った計算に対して、「プレカットの受注につながらず失注しているケースがある」と語り、「今期は失注した原因を特定して、解決する取り組みを行っていきたい」と言及した。