2021年11月25日 |

エヌ・シー・エヌ(東京都港区)の田鎖郁男社長は住宅産業新聞のインタビューに答え、非住宅建築物の木造化推進について、「構造計算をするための設計者育成およびプレカット工場などのインフラ整備が重要だ」といった考えを示した。
さらに木造建築物の高層化が取りざたされている現状については「木材が本来持っている強度の特性を生かした建物デザインや街のありようを理解したうえで取り組むことが重要」と語った。
また今年大きなニュースとなった〝ウッドショック〟などの資材不足への対応について、「構造計算をするなど、受注段階でどうやって材料調達するかというサプライチェーン構築をしていくべきだ」と強調した。