三井ホームとNCNが販売提携=中大規模にSE構法活用、構造体の現し提案しやすく

三井ホーム(東京都江東区、野島秀敏社長)は1日、エヌ・シー・エヌ(東京都千代田区、田鎖郁男社長)が開発した木造軸組構法「SE構法」の取り扱いを開始したと発表した。

SE構法は、自由な空間デザインと高い耐震性を両立するほか、燃えしろ設計で柱や梁を現しとする耐火建築物を可能にする。同社は多様な木造工法を使い分けることで、さまざまな用途の建築物の木造化を推進する。

三井ホームがエヌ・シー・エヌと販売提携を結んだのは「これまでの実績とは異なる空間特性を持つ施設系建築の木造化を推進するため」という。

当面は、中大規模の木造建築でSE構法を活用する計画で、戸建住宅での活用は未定。第1号物件として、桜の聖母学院(福島県福島市花園町)で増築する中学校新校舎を2階建て・木造軸組構法(SE構法)で設計。「木質感を高めて、児童や生徒、保護者、職員がぬくもりや親しみを感じることができる校舎にしたい」という建築主の要望を叶えた。今年5月に着工し、2026年1月に竣工予定とした。

2025年07月08日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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