2014年06月20日 |
給付金をもらうために取得する住宅にも条件がある。住宅ローンを利用している場合は、住宅事業者が入る住宅瑕疵担保責任保険に加入した住宅か、住宅性能表示制度を利用した住宅など、工事中に検査を受けている住宅が対象だ。
住宅ローンの利用がない現金取得の場合も給付金を受けることができるが、条件は厳しくなる。追加条件として、50歳以上のおおむね年収650万円以下の人に限定され、取得する住宅は住宅ローン利用者の条件に加えて住宅金融支援機構の「フラット35S」と同じ程度の住宅に関する基準を満たす必要があり、取得する住宅に対して高い性能が求められる。現金取得の場合は、住宅ローンを利用するよりも政策的に高い性能を求める代わりに給付も認める。
そのほか、中古住宅を取得する場合にもすまい給付金制度を利用することができるが、条件が異なるので注意が必要だ。