現金を給付する「すまい給付金」

給付金をもらうために取得する住宅にも条件がある。住宅ローンを利用している場合は、住宅事業者が入る住宅瑕疵担保責任保険に加入した住宅か、住宅性能表示制度を利用した住宅など、工事中に検査を受けている住宅が対象だ。

住宅ローンの利用がない現金取得の場合も給付金を受けることができるが、条件は厳しくなる。追加条件として、50歳以上のおおむね年収650万円以下の人に限定され、取得する住宅は住宅ローン利用者の条件に加えて住宅金融支援機構の「フラット35S」と同じ程度の住宅に関する基準を満たす必要があり、取得する住宅に対して高い性能が求められる。現金取得の場合は、住宅ローンを利用するよりも政策的に高い性能を求める代わりに給付も認める。

そのほか、中古住宅を取得する場合にもすまい給付金制度を利用することができるが、条件が異なるので注意が必要だ。

ユーザー版2014年春号から記事を抜粋
お近くの住宅展示場などで無料配布しています
最新号はホームページでもご覧いただけます
住宅業界の幅広いニュースをお届けします
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

記事をシェアする

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

こんな記事も読まれています

注目したいキーワード

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)