クリナップ(東京都荒川区、藤原亨社長)は4月にイタリアのミラノで開催された「デザインウィーク2026〝フォーリサローネ〟」に、2023年から展開する未来キッチンプロジェクトから生まれた「mobility Fixtures(モビリティ・フィクスチャーズ)」のコンセプトモデルを出展した。今後の商品化にあたって大きな手ごたえを得たという。

展示したモビリティ・フィクスチャーズのコンセプトモデルは、キッチン、洗面ボール〈写真〉、シャワー――の3つ。いずれも独自の循環型ろ過装置を搭載しているため、給排水設備に接続させなくても〝動く水回り〟としてどこででも使うことができる。例えば洗面ボールは場所を選ばず手を洗えるため、ベッドサイドや玄関、デスクなどで利用できる。

開発意図は場所を選ばず水回りを使えるようにすることにあったが、日本のように水が豊富ではないヨーロッパの当地では、シンプルで美しいデザインに加え循環型ろ過装置によって水資源を有効活用する点にも、注目が集まったという。