2020年08月27日 |
住宅金融支援機構が18日に公表した2019年度の個人向け住宅ローン新規貸出額と貸出残高の調査結果によると、主要機関の住宅ローンの新規貸出額は前年度比4・2%増の21兆8117億円だった。5年連続で20兆円台を維持している。19年度の新規貸出増は、消費増税を前に18年度後半から19年度前半にかけて増えた持ち家・分譲着工が牽引した。19年度末の貸出残高も増加。2・6%増の202兆4598億円で、1989年度の調査開始以来初の200兆円超えとなった。新規貸出額の増加に加え、貸出期間の伸長傾向が影響している。