5月下旬に一般社団法人木を活かす建築推進協議会内に設置された地域木造住宅生産体制強化部会を中心に、このほど全国木造住宅生産体制推進協議会(全国協議会)が設立された。全国協議会の会長は、一般社団法人工務店サポートセンターの理事長で、同強化部会長を兼務する青木宏之氏。強化部会は当面の課題として全国協議会を窓口に、現在、都道府県別に設立が進められている地域木造住宅生産体制推進協議会と連携して、来たる省エネ義務化への対応を目的に、秋から国土交通省の補助金を活用した省エネ講習会を地域工務店を対象に全国でスタートさせる。
地域木造住宅生産体制強化部会は今後、地域の木造住宅生産体制の強化に寄与する長期施策を「地域住宅産業創成ビジョン」(仮称)として策定、部会の会員団体と活動に取り組む。
地域木造住宅生産体制強化部会は、木を活かす建築推進協議会が、採択を受けた国土交通省の補助事業「2012年度住宅市場技術基盤強化推進事業(全国レベルの体制強化)」の活用母体として、主要な木造住宅生産団体および木材団体などを構成会員にして設置した。
2012年7月5日付け3面から記事の一部を抜粋
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