積水化学工業住宅カンパニー(東京都港区、吉田匡秀プレジデント)は22日、ノーブルホーム(茨城県水戸市、福井英治社長)とそのグループ会社5社の全株式を取得する契約を締結したと発表した。2026年度下期に完全子会社化する。取得金額は非公表。ノーブルホームは北関東を中心に木造注文住宅事業を展開しており、茨城県内ではトップシェアを誇る。同社は北関東の事業基盤を強化し、首都圏での業容拡大を狙う。

取得するのはノーブルホームとステージプランニング、ノーブルホールディングス、ノーブルテック、とちぎ未来開発、西甲府住宅の計6社。ノーブルホームグループは茨城県、栃木県、千葉県、山梨県で、性能やデザイン、コストパフォーマンスのバランスに優れた木造注文住宅事業を展開しているという。

25年度の売上高は約220億円、完工棟数は約700棟。注文住宅のほか施工事業や不動産事業も展開しており、両社の施工協力会社を相互活用した職人不足への対応や施工時期の平準化を図るほか、土地仕入れにもシナジーが見込めるとした。「上棟後の電気工事や内装工事などの現場対応の工程は工場生産のユニット工法でも発生するため、相乗効果は見込める」という。