TOTO2023年3月期第3四半期決算、営業利益増減率が「増加」へ=環境変化で上方修正を下方修正

TOTO(福岡県北九州市、清田徳明社長)の2023年3月期第3四半期決算の営業利益は前年同期比1・3%増となり、第2四半期累計の同22・4%減から増加に転じた。

増収効果に加え昨年10月からの値上げが寄与した。

しかし「銅・樹脂・鋼板・物流の価格高騰影響」に関する第3四半期期間単独(22年10~12月)の営業利益毀損額は第2四半期累計額の72%、第2四半期累計までの四半期平均比1・4倍の83億円となり、コスト環境は第2四半期以上に悪化した。

このため同社は4月から昨年に続き製品価格を値上げする。また、第3四半期に入ってからの内外の事業環境悪化を理由に1月31日、昨年10月に行った通期業績予想の上方修正公表値を売上高・各利益とも下方修正した。

2023年02月07日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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