
新しい住まいを考えたときに気になるのが、住まいの印象を左右する「外観デザイン」。住まいの外壁材を販売するケイミューの調査によると、住まいの外観の趣味や好みは、性別や年代別によって異なるようだ。
最近では、人気の外観テイストの細分化も進んでいるという。さて、あなたはどんな外観が好みだろうか。
水平線を強調したプレーリーが一番人気
すべての回答を総合した順位で1位となったのは、水平ラインを強調したフォルムと深い軒の出による陰影が、すまいの外観デザインに安定感を作り出す「プレーリー」だった。
アメリカの平原に建てられた伝統的な住宅様式でありながら、和洋の様式性が少なく、オーソドックスな外観が特徴。男女ともに人気が高く、男性は50~60代、女性は60代からの支持を集めた。同調査は3回目だが、プレーリーは3回連続の1位。今回は2位以下を大きく引き離しての首位獲得。もはや不動の人気となっている。
続いて、「シンプルモダン」と「シンプルナチュラル」が同率2位となった。
両デザインとも、和洋のテイストはあまり強くない。モノトーンで直線的なシンプルモダンは洗練された都会的な印象を与え、白やベージュを多用したシンプルナチュラルは、暖かみのある柔らかい外観を演出する。どちらのデザインも、男性よりも女性からの人気が高かったようだ。
では、性別、年代別による住まいの外観の好みの傾向を詳しくみてみよう。