2023年07月19日 |
住宅金融支援機構が公表した、住宅ローン利用者調査(2023年4月調査)によると、今後1年間の住宅ローン金利が現状よりも「上昇する」と見通した割合は、前回(22年10月調査)からわずかに減った。
一方、「ほとんど変わらない」とする回答は増加。金利が安定して推移するとの予測傾向がやや強まった。利用金利については、「変動型」の割合が前回よりも増えているが、「固定期間選択型」と「全期間固定型」は減少した。
ただし、利用した金利タイプ別に今後の金利見通しの傾向は分かれていた。「変動型利用者」では、現状よりも「上昇する」見通しの割合は減っているが、「固定期間選択型」と「全期間固定型」ではむしろ増えていた。