2021年08月20日 |
国土交通省都市局は、全国の56地区をサイバー空間上に再現し、公表した。
ウェブサイトに掲載したのは、同省などが取得した不動産など実際のデータを基にした3次元の都市空間情報。現実の建築物や街路に用途、建設年といった情報を結びつけ、都市そのものをオンライン上、仮想空間上に再現できる。多くの情報が統合され、また独自データを結びつけることも可能。高度な分析が可能となることから、これまでとは異なる事業展開や活用が期待されている。
新しいツールであるため、課題もあるが、データの公開とともに活用手順などを整理し、事例も掲載したマニュアルも掲示。まちづくりビジネスへの利用を促している。