2021年02月19日 |
今年3月発売のLIXIL(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)の手洗いカウンター「どこでも手洗」の販売量が「右肩上がり」(LIXIL)を続けている。同製品の開発企画立ち上げは新型コロナウイルスと無縁だった時期の2019年。従来から同社の洗面部隊が進める「セカンド洗面」(同)普及策の一環だったが、その発売時期が奇しくも国内における感染拡大本格化と合致。以来、感染予防に寄与し文字通り〝住まい手の安心・安全に役立つ製品〟として受け入れられている。「どこでも手洗」の発売に至る経緯と、その需要傾向を取材した。