2011年10月28日 |
東日本大地震を想定できなかった理由はデータ不足や地震発生理論研究の未熟さなどで、地震学は防災に役立つと考える会員が8割に上る一方、実際に役立てられていると感じている会員は4割にとどまる――。
日本地震学会が東日本大地震を受けて会員に行ったアンケートで、学問としての地震学の知見に多くの会員が存在意義を感じつつ、半数近くが、防災に役立つ知見が実際には役立てられていないと考えていることが明らかになった。同学会が15日に行った特別シンポジウム「地震学の今を問う―東北地方太平洋沖地震(東日本大地震)の発生を受けて」の中で発表された。
2011年10月27日付け8面から記事の一部を抜粋
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