2011年10月28日 |
東建コーポレーションの左右田鑑穂社長は、分譲住宅市場への参入意思を示した。賃貸分野に特化していた事業スタイルを改め、耐震性に優れた重軽量鉄骨造と全商品バリアフリー仕様の工業化住宅を武器に事業の多角化を模索する。
――現在の市況と今後の事業方針は
円高やヨーロッパの金融不安など、世界経済に目を向ければ不安は残るが、国内の建築市場は概ね上向いている。特に、現在は2008年末のリーマンショック以降、最も良い状況だとみている。そこで当社は、新事業への投資として、重軽量鉄骨造を強みとする工業化住宅で分譲住宅分野に進出する計画だ。