ミサワホーム、戸建分譲強化へブランド化戦略

ミサワホームグループが、戸建分譲住宅事業強化としてのブランド化戦略に取り組む。

このほど、耐震木造軸組構法住宅「MJWood(エムジェイ・ウッド)」の分譲ブランド『アルビオコート』の第1弾となる「同一橋学園(東京都小平市)の販売に着手。工業化住宅をベースにするスマートハウス分譲ブランド『エムスマートシティ』と両輪での展開がスタートした。

同社では、2014年度からの新中期経営計画の重点事項の一つに「分譲ブランド戦略の展開」をあげており、今回はその一環。同社グループとして、14年度に830戸(前年度比6・8%増)の戸建分譲販売を計画する。

戸建分譲住宅について、同社執行役員の島田直人住宅事業本部副本部長兼MJWood推進部長は、「ミサワが主力とする注文住宅市場が縮小基調にある中では、安定した市場が維持されている分野」としながらも、「これまでは、木質パネルの工業化住宅による建築条件付きの住宅販売(売建)が中心。建売住宅には、あまり積極的ではなかった」という。

そこで、今回アルビオコートとしてパネル工法にはなかったデザインを投入することで、新たな需要の開拓を図る。

2014年09月18日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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