2020年09月18日 |
従来の任意団体から8月に一般社団法人となった「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」(東京都千代田区、坂本雄三理事長、以下、HEAT20研究会)が事業活動をスタートさせる。
一般社団化は公共性を増すと同時に、HEAT20普及の最前線にいる住宅事業者などに研究会の活動に参加してもらうため。今年度のメーンとなる事業活動は、(1)断熱水準「HEAT20」に加えた新たなグレード「G3」の説明を含む最新の設計ガイドブックの発刊(2)仕事の場、学びの場といった新たに浮上した住宅の役割に対する住宅のあり方の検証(3)YouTubeの活用によるセミナーや講演会の実施。中・長期的には建築外皮トータルとしての望ましい性能のあり方といった、従来扱ってきた断熱・省エネから研究領域を拡げることも視野に入れている。