2016年05月27日 |

埼玉県さいたま市が進める「浦和美園スマートホーム・コミュニティ整備事業」に、行政・公益団体・民間企業で構成するネットワーク「埼玉県住まいづくり協議会」(風間健会長)が名乗りを上げ、現在、プロジェクトが加速している。「HEAT20さいたま版G2」という高断熱高性能住宅をベースに、情報通信技術を駆使したスマートな街づくりを目指し、協議会会員会社の中央住宅、アキュラホーム、高砂建設の3社が今月から住宅建築に着工する。これまで、地域の発展と埼玉県民のための快適な住環境提供を目指して、情報交換や知見を広げることが中心であった同協議会が、実際のビジネス上で実益を上げる今回のプロジェクト。日頃は競合する各社はどう連携してプロジェクトを進めているのかを、今後の展開も含めて風間会長(高砂建設社長)に聞いた。