2009年10月06日 |
クボタシーアイは21日出荷分から、塩化ビニル管やポリオレフィン管などを値上げする。管材製品を取り巻く厳しい市場環境とナフサ価格の騰勢が収まる気配がないため。改定幅は、塩化ビニル管類が平均12%以上、ポリオレフィン管類が平均10%以上、継手類とその他関連製品が平均6%以上とした。同社は製品価格への転嫁を回避するため、生産・物流の合理化や人員対策の推進など、抜本的なコスト低減対策を進めてきたが、上昇コスト分すべての吸収が困難と判断し、事業継続と安定供給を維持するために今回の製品値上げを決定した。