2014年10月21日 |
沖縄県のPV設置住宅の種別をみると、約8割が既存住宅となっている。沖縄は、台風などの暴風雨やシロアリ被害に対応するため鉄筋コンクリート造の住宅が多く、広い屋上にたくさんの発電パネルを敷き詰めることができるため、設置容量が大きくなったのだろう。
九州地方が上位占める
このほか、宮崎(2位、5・13キロワット)、鹿児島(3位、5・10キロワット)、長崎(5位、5・01キロワット)、熊本(6位、5・00キロワット)、佐賀(7位、4・99キロワット)――と、九州地方が上位を占めている。九州地方は、太陽光発電パネル製造拠点などが多く、PVに対する地元の理解が進んでおり、自治体がPVの普及を支援しているケースも多い。
一方、大阪(44位、4・20キロワット)や東京(46位、4・10キロワット)、神奈川(47位、3・98キロワット)などの住宅がコンパクトになりがちな都心部では、設置容量が少なかった。