浸水2メートル以上で全壊が急増、国交省が津波による建物被害を公表

国土交通省は4日、東日本大震災による津波で全壊した建築物が約12万棟となり、津波で浸水した建物の半数以上にのぼることがわかった。

同省が市街地復興に向けて行った被災現況調査結果の第1次報告で明らかになったもの。津波による浸水区域は約535平方キロメートルでこのうち4割超が2メートル以上の浸水となった。浸水の深さと建物の被災状況の関係性も調査し、2メートル以下の浸水では建物が全壊となる割合が大幅に低下していた。

今後、同省では建物の構造ごとの被害状況を調査するとともに、被災市町村による復興パターンの検討に対して担当者を派遣して自治体をサポートする方針だ。

2011年8月11日付け7面から記事の一部を抜粋

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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