LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣也社長)は7月31日、文化シヤッター(東京都荒川区、小倉博之社長)とアイカ工業(愛知県名古屋市、海老原健治社長)は4日、2027年3月期第1四半期決算を発表した。アイカ工業は国内事業が堅調に推移したことに加え海外事業の伸長が大きく寄与し大幅な増収増益となった。LIXILは増収となったが原材料価格の高騰などで減益となった。文化シヤッターも同様で増収ではあったがコスト高などが利益を圧迫した。

LIXIL

LIXILは、売上収益は3792億1200万円(前年同期比4・0%増)となったが事業利益は16億9000万円(同81・3%減)となった。海外水まわり事業やリビング事業が伸長したものの、アルミなど原材料・資材価格の上昇が収益を圧迫した。国内事業の売上は2446億円(同3%減)だったが海外事業は好調で1425億(同17%増)となった。

国内では、水回り事業は新築向けが伸長した。リビング事業はリフォームが好調。通期業績予想は据え置き。価格改定やコストダウンなどで収益改善を目指す。

文化シヤッター

文化シヤッターは売上高は501億2400万円(前年同期比3・0%増)となったが経常利益は2億1500万円(同40・9%減)となった。減益の原因は資材高騰などコスト高であるとする。

伸長したのはサービス、リフォーム、止水・遮熱などの事業で、とりわけ止水・遮熱などを含む「その他の事業」はゲリラ豪雨対策や暑熱対策需要を背景に24億6400万円(同40・0%増)と大きく伸び営業利益も2億8100万円(44・2%増)となった。通期業績予想は据え置きとした。

アイカ工業

アイカ工業は、売上高は713億7900万円(前年同期比19・4%増)、営業利益は91億6000万円(同44・9%増)となり、過去最高益となった。

化成品、建装建材の両事業が伸長したことに加え、好調な海外事業が利益増に大きく貢献した。特にインドでは既存事業が伸長したことに加え、今期から連結業績に組み入れたスタイラム・インダストリー社の業績が寄与。中国でも販売が持ち直し、メラミン化粧板の海外売上げが拡大した。

国内事業では化成品は木工・家具用接着剤や施工用接着剤が好調に推移した。建設樹脂系商品では、半導体工場やデータセンター向けに塗り床材「ジョリエース」の採用が拡大した。建装建材では粘着剤付化粧フィルム「オルティノ」、メラミン不燃化粧板「セラール」などが伸長。住器建材でも造作風洗面化粧台「スマートサニタリー」などが好調だった。

通期業績予想は上方修正し、売上高2900億円、営業利益348億円を見込むとした。