パナソニックハウジングソリューションズ(PHS、大阪市門真区、山田真司社長)は、全自動おそうじトイレ「アラウーノ」の発売20周年を機にフルモデルチェンジし、「アラウーノL-CLASS」(床置きタイプ/セミフロートタイプ)として10月21日より発売する。

最大の特徴は、業界最小となる奥行622ミリのコンパクト設計。しかし便座の奥行はそのままで、かつ便座面積は従来比105%に拡大している。

また静音・消臭機能など高機能も付加しているが価格は従来品より約5千円引き下げた。発売に先立ち、2日に開催された発表会では、現行品のCMキャラクターを務めてきたタレントの松岡昌弘氏も登壇し、新製品をPRした。

「アラウーノ」は2006年、「トイレがトイレを洗う」というコンセプトで登場した全自動おそうじトイレ。発売20周年を機にフルモデルチェンジした。従来からの泡による自動洗浄や独自の「スゴピカ素材」(有機ガラス系素材)による防汚機能などを継承する一方、新シリーズでは、住宅の狭小化に伴うトイレ空間の狭さや、「におい」「流すときの音」といった不満の声にも着目。トイレ空間を広く見せ、トイレ単体だけでなく空間全体を清潔に保つための機能を盛り込んだ。

新シリーズのコンセプトは「トイレがトイレ空間を広くする」。最大の特徴は、業界最小となる奥行622ミリのコンパクト設計。従来品から約78ミリ短縮しながら、座面の奥行は維持し、便座面積は従来比105%に拡大。トイレ空間にゆとりを生みながら、座り心地も高めた。排水は少ない水で流すことができる「ターントラップ」を採用。また災害時は乾電池を使用することで排水できる。

ラインアップには「床置きタイプ」に加え、「セミフロートタイプ」(12月21日発売予定)を新たに追加した。床に固定する構造ながら、足元を見えにくくすることで浮遊感と開放感を演出。壁の補強工事を必要としないため、リフォームにも導入しやすいという。