卓上型食器洗い乾燥機などを展開する東芝ライフスタイル(川崎市幸区、白戸健嗣社長)は10月よりビルトイン食器洗い乾燥機の販売を開始、住設市場に参入した。

新製品は現状、海外メーカー製品が中心となっているフロントオープンタイプ商品を投入するもの。ニーズの高い幅45センチで約9人分の食器を一度に洗浄できる大容量タイプ。システムキッチンとのセットで同社グループの東芝エルイーソリューション(東京都台東区、滝澤進社長)を通じ住宅メーカー向けに販売する。初年度5千台の販売を目指す。

共働き世帯の増加などを背景に、食器洗い乾燥機への需要や機能への期待は高まっている。一方、国内のビルトイン食器洗い乾燥機市場では、引き出して使用するスライドオープンタイプが主流で、近年ニーズが高まっている大容量のフロントオープンタイプはまだ提案が少ない。フロントオープンタイプは現状、海外メーカー製品が中心だが、比較的高価格帯の製品が多いため価格面で選択肢が限られてしまっていることが多いという。

こうした市場環境を踏まえ、同社は日本のシステムキッチンで主流となる幅45センチに対応し、約9人分の食器を収納できる大容量タイプ「DWS-S90A」を開発。希望小売価格も29万7千円(税込み、工事費別)に設定し販売開始した。大容量と価格の両面で新たな選択肢を提案し、フロントオープンタイプの市場開拓を狙う。