1980年代は20%、現在は0・2%以下――日本の新築住宅におけるカーペットの敷き込み率だ。
かつてはリビングにカーペットを敷き詰める家庭が多かったが、フローリングの普及に伴い需要は激減した。そのような環境下、「カーペットを日本の文化にする」を掲げ、国産ウールカーペットの価値を発信し続けているのが堀田カーペット(大阪府和泉市、堀田将矢社長)だ。
1962年創業の同社は、国内では数少ないウィルトン織機によるウールカーペットメーカーとして、高級ホテルや商業施設、住宅向け製品を展開。近年は一般消費者向けブランドを強化し、「カーペットのある暮らし」を提案することで市場の再生を目指している。
その取り組みの一環として、同社は1日、英国人デザイナーのフィリックス・コンラン氏と共同開発したウールタイルカーペット「Tanbo(タンボ)」を全国発売した。
既存の床に敷くだけでレイアウトを自由に変えられる「WOOLTILE for Home」シリーズの新商品で、コンラン氏が日本の田んぼや四季の移ろいから着想を得てデザインした。田んぼの区画を思わせる4分割のパターンと、季節の風景を表現した4色を組み合わせることで、床面に多彩な表情を生み出す。同社は新たな需要開拓につなげたい考えだ。






