TOTO(福岡県北九州市、喜多村円社長)は1日、タンク式とフラッシュバルブ式の長所を兼ね備えたTOTO独自の新洗浄システム「フラッシュタンク式」を壁掛タイプに初めて採用した、「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」を発売した。タンク式と同じ給水口径15Aでフラッシュバルブ式と同等の連続洗浄ができるほか、給水配管とポンプのサイズダウンが可能となったため、配管改修の場合に省資源化につながる。
また、壁掛タイプの特長として、便器背後のライニング内にフラッシュタンクなどの器具類が納まり給水ホースなどが露出しないため、掃除がしやすく、いたずら防止に寄与する。このほか、便器が床面から離れているためモップがけがしやすく、便器はサイドカバー付きで凹凸がないため拭き掃除もしやすいなど清掃性に優れる。サイズは従来の壁掛タイプと比較して奥行きが40㍉・ライニング高さが100㍉コンパクトで、掃除口付きタイプでも側面壁までの最小寸法が125㍉コンパクトになり、狭い間口にも設置可能となった。
希望小売価格は掃除口なしが28万3千円~30万2千円(税抜)、掃除口ありが30万5千円~32万4千円(税抜)となっている。
2016年02月09日 |
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