2022年02月16日 |
国土交通省が2月4日に行ったBIM活用事例への支援事業の発表会で、木造住宅建築に対してBIMとクラウドを用いたアンドパッドは「住宅は設計図と施工図が近い」と話し、住宅でBIMを活用する意義や効果が大きくなる可能性について訴求した。
BIMは大型事業での活用事例が先行しているが、戸建住宅建築でも、効率化など成果が得られたという。視覚化に優れている点を活用し、移動時間を300時間も削減できたことのほか、ウッドショックといった突然の事象が発生した場合の変更にスムーズに対応できたことも示した。
今回の発表は、最終報告に向けた経過報告の位置づけ。同省は各事例の最終的な発表も公開し、建築分野でのBIM活用を普及させたい考えだ。