(株)富士経済は、2020年の住宅向けヒートポンプ式給湯器の世界市場を12年比29・2%増の1966億円と見込んでいる。
このうち日本市場は同9・1%増の912億円と予想。13年以降は環境規制や高効率機器に対する補助制度を背景に中国、欧州、北米などで市場が拡大するとした。また、日本市場では電力会社の営業自粛や利用者側のエネルギーバランスの見直し、電気料金値上げなどで12年は二ケタ減に落ち込んだ。
当面、市場は縮小するものの16年以降は更新需要の拡大やランニングコスト抑制などで拡大するものと予想するが、本格的な拡大には電力供給の安定化が重要と指摘した。
2013年6月20日付け8面から記事の一部を抜粋
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