【夏季特集2017】YKKAP、「考える窓」が暮らしサポート、AIとの連携で新たな価値提案

『Window with Intelligence』は、YKKAPが2016年度にスタートさせた窓の新たな可能性を探る「未来窓プロジェクト」の第2弾となる成果物で、7つの機能を備える。

その機能は、(1)Home Connect(=家電連携機能。AI機能を備えた音声デバイス対応)(2)Video Chat(=チャット機能。窓に映った相手とライブチャット)(3)Air Conditioning(=換気機能。室内の空気環境を自動測定して色によるレベル表示や自動開閉)(4)Weather(=天気機能、室外の気象状況の表示や自動開閉)(5)Drawing(=メモ機能)(6)Life Log(=ライフログ機能。室内を定点撮影)(7)Mirroring(=ミラーリング機能。スマート・フォンとの連動で壁紙画像を表示)――だ。

「未来窓プロジェクト」の初めてとなる成果物は、昨年4月に東京・品川に開設した「YKKAP 体感ショールーム」で展示している『モジュール・ウィンドゥ(M.W.)』だった。

『M.W.』は、(1)窓の内側にLED液晶パネルを設けて情報発信機能を持たせ、搭載センサーで把握したPM2・5や外気温、紫外線情報などの室外情報のほか、通信接続でテレビも映す『映しの窓』(2)ガラス部に遮光部分を作ることができる「遮光モード」や、窓フレームが光る「照明モード」、太陽光が透過する際に屈折角を調整し室内の任意の場所に光りを集めることができる「調光モード」を備えた『光の窓』(3)自動または遠隔操作で窓の上下左右を自由に開けることができる機能と、サッシの通気穴から室外の空気を送風することで窓を開けることなく室内を換気できる機能を持つ『空気の窓』――の3つの窓で構成。「体感ショールーム」を訪れた人がなかなかブースを離れることができない、人気の展示となっている。

2017年07月13日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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