
国土交通省の金子恭之大臣は17日に行った閣議後の定例会見の冒頭、有機溶剤などの供給安定化に向け、住宅生産関連団体に調達に支障が生じている物資の情報提供や必要量に見合う発注量などについて、経済産業省と連名で協力を要請したと述べた。会見冒頭における供給の〝目詰まり〟に関する大臣の報告と、その後の質疑応答における発言の概要は、以下の通り)。
シンナー等の有機溶剤の目詰まり解消に向けこれまで経済産業省と連携し、建設業団体や住宅関連団体に対し、溶剤等の安定供給や目詰まり箇所の特定への協力要請を行ってきた。有機溶剤の輸入や調達ルートの見直しにより、目詰まりの解消が実現した事例があると承知している。引き続き所管業界や現場事業者の聞き取り、相談窓口の設置などによって生の声をしっかり聞きながら、経済産業省等との関係省庁と連携・協力して流通の目詰まりの解消に向け、丁寧かつ適切な対応に努めていく。
――原油調達が困難になっていることから、住宅設備メーカーでは一部、出荷停止や新規受注を取りやめる動きがある。一部のメーカーで再開したとの報道もあったが今後の国交省の対応や現状の受け止めを伺いたい。
金子大臣 TOTOはシンナー等の有機溶剤を使用する浴槽の一部の部材が不足したため、13日からユニットバス等の新規受注を停止している。また、TOTO以外の主な住宅設備メーカーについては経済産業省によると、現時点では目詰まりは発生していないとのことだが、TOTOの受注停止以降、業界全体として大幅に受注が増えていること等から、納期等を調整する可能性がある旨が表明されている。
このような状況の中、15日に経済産業省から住宅設備メーカー等に対して、住宅設備・建材の安定供給の確保を図ることについて、要請を行った。また、16日には経済産業省の連名で住宅生産関連団体に対して目詰まりの解消に向け、調達に支障が生じている物資に関する情報の提供、当面の必要量に見合う量を発注すること等について、協力を要請した。







