NPO環境共棲住宅・地球の会(吉村良三理事長)は5月22日から2日間にわたり開催した「第5回 日本の木の家づくりサミットinにいがた」で同23日、座談会『工務店はどう生きるべきか――時代の潮流を見据えて』を行った。
座談会の途中、座談会前に見学した重川材木店の高級和風モデルハウスへの賞賛のほか、ローコスト住宅を扱う可能性について質問が出た。終盤は、大きな変化が予想される今後の国の省エネ住宅施策に、どう対応するかが議題に。重川材木店の重川隆廣氏は、過去に高気密・高断熱住宅に全力で取り組んだ実績を持ち基礎ができていることなどから、自社としての対応は状況が少し成熟してからで良いと考えている旨を明らかにした。一方、相羽建設の迎川利夫氏はインターネットで自社物件の省エネ性を積極的に発信する方針を示し、エコワークスの小山貴史氏は「環境業界で仕事をしていると思っている」と述べ、環境事業として住宅建築に携わっている姿勢を鮮明にした。
2012年6月21日付け3面から記事の一部を抜粋
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