アエラホームがFC事業に本格参入

アエラホーム(東京都千代田区、中島鷹秀社長)は今月、同社が注力している高気密・高断熱・高遮熱の外張W断熱工法の普及促進を目的としたFC(フランチャイズ)事業に本格参入をする。同社では9月、FC事業を専門に推進する部門として「FC事業本部」を立ち上げている。

FC事業では工務店、不動産業者、建材業者などが加盟の対象。全国を550エリアに分割し、250社の加盟を目指す。そのうち工務店は8割と見込んでいる。同社では将来的に企業収益の柱の1つとして育成する考えだ。

事業稼働に際して、不動産・住宅業界に特化した経営コンサルティング会社のグローバルネクスト(東京都渋谷区、山内茂社長)と業務提携を締結。グローバルネクストが開催支援する加盟店募集セミナーを今月の仙台市を皮切りに、来年度から全国で開催していく予定だ。さらに、次世代省エネ基準区分の1.地域および2.地域の寒冷地域対応についても開発を行っていく。

同社では2014年からVC(ボランタリーチェーン)事業である「アエラ・パートナーズ・システム」を立ち上げ22社が加盟していたが、今年2月に事業見直しのため事業を終了。そのうえで今後はVCに加盟していた事業者に対してもFC事業の説明を行っていく。FC加盟条件は建設業許可登録等としており、異業種からの参入の場合でも開業までの支援を行う予定だ。

FCの集客方法としては、資料請求者情報の提供や既存店モデルハウスの活用のほかに、新たに開発した外張W断熱工法の優位性を体感できる「体感型ショールーム」や「構造説明ブース」など、環境面で加盟店をサポートする。

外張W断熱工法とは、アルミ箔面材高性能遮熱断熱材で家全体を包み込み、壁内はウレタン吹付を行う工法。同社の年間供給棟数500棟のうち約9割が同工法の商品である「プレスト」「クラージュ」「コスパス」が占めている。

2018年11月01日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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