9月の住宅展示場来場数が全国的な落ち込みに、住宅メーカー「一時的」、展示場運営会社「富裕層動き鈍い」

好調だった住宅展示場来場者動向に変化の兆しがみられる。11日午前時点で9月の受注額速報を公表している積水ハウス、旭化成ホームズ、住友林業、パナホームはいずれも住宅展示場来場者数がマイナスで、二ケタ減となった社もあった。主な要因は天候不順で、2ヵ月連続のマイナス。9月の土日は全国的に雨模様で、シルバーウィークの連休が飛び石だったことも低調な来場に影響した。そのため、来場者数減を「一時的なもの」(積水ハウス)とする見方がある。一方、9月に入ってから比較的富裕層が多い東京での落ち込みが激しく、千葉や埼玉と比べてマイナスが大きかったと指摘する住宅展示場運営会社の声もある。その要因を株価低迷が長期化したことにより、富裕層の住宅取得意欲の減退が鮮明になったためとみている。

2016年10月13日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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