2016年10月14日 |
大建工業が畳事業を強化中だ。住宅向けでは完成畳の扱い強化として紙製畳おもて『ZIPANG』を表面に使ったインテリア畳『ZIPANGここち和座』のアピールを強め、非住宅は専従部門を設置し需要開拓を積極化している。『ZIPANGここち和座』はフローリングに直接置き簡単に和の空間を作れるほか、一般的なフローリングと同じ厚みのタイプは床下地高さをフローリングと同じにできるため、設計手間がかからないことに加えリフォーム対応力が高い。非住宅では紙製畳おもての新規需要開拓に加え、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え増加が予想される訪日外国人に「和」をアピールできる商品として、宿泊施設需要をつかんでいく方針だ。