2021年05月21日 |
大手建材メーカー各社が製品価格の値上げを打ち出している。大建工業(大阪市北区、億田正則社長)が6月21日出荷分から輸入ラワン合板を基材に使うフローリングおよび、畳製品などの価格を引き上げるほか、永大産業(大阪市住之江区、枝園統博社長)が7月出荷分から全フローリング製品の価格を値上げする。こうした木質建材以外の住宅設備・建材製品の価格も、アルミや銅の価格上昇を背景にこれらを素材に使う製品で価格転嫁を目的に今後値上げが行われる可能性が出ており、住宅建設の基礎資材全般でコストが高まりそうだ。