ウェザーニューズ(千葉市美浜区、石橋知博社長)は「令和8年8月千葉豪雨」に関する15日の発表で、同社が行った緊急アンケートの回答1万件と運用アプリ「ウェザーニュース」を通じて寄せられた約1万件の冠水・浸水の被害状況報告「ウェザーリポート」の情報などを分析した結果、同豪雨による水害被害報告件数の半数超が国や自治体が定めた「浸水想定区域」以外から寄せられ、背景として下水処理能力を超える降雨量が引き起こす「内水氾濫」が広範囲に発生したと考えられると指摘した。
内水氾濫は都市型水害として近年注目度が上がっており、国土交通省は6月の発表で運用する「不動産情報ライブラリ」に今年度冬季、内水氾濫情報を加えることを明らかにしている。
13日から14日にかけての令和8年8月千葉豪雨では、次々と発生した積乱雲による線状の降水域がほぼ同じ場所に停滞し大雨をもたらす「線状降水帯」が、13日の午後6時ごろから14日の午前2時ごろにかけ計3回発生。14日付の千葉市における12時間降水量が観測史上1位の348ミリとなるなど千葉県の各地で記録的な大雨になった。
この豪雨を受け気象庁は13日夜、千葉県に全国で初となる、今年5月から新たに運用を始めた大雨に関する防災気象情報で命の危険があることを警告する最大の危険レベル「レベル5大雨特別警報」を発令した。
千葉県防災危機管理部が19日午後4時に発表した内容によると、令和8年8月千葉豪雨の被害状況は人的被害が死者13人・行方不明1人・重症者2人などで、人が暮らす住宅や施設など「住家」の被害は全壊3棟・半壊78棟・一部破損49棟・床上浸水1206棟・床下浸水1489棟。






