2017年08月04日 |
6月から10月にかけては、集中豪雨や強い雨による住宅の浸水被害の可能性が高まる時期だ。気象庁は「100年に1回の大雨」の定義を「おおむね北日本で100~200ミリ、西日本太平洋側で200~400ミリ」としているが、7月26日に発表した『気候変動監視レポート2016』でその年間日数を「増加傾向が明瞭に現れている」と表現。浸水被害発生の可能性を高める「非常に激しい雨」(1時間に50ミリ以上)および「猛烈な雨」(同80ミリ以上)も年間観測回数が「ともに増加している」としている。こうした状況への対応としてLIXIL鈴木シャッター(東京都豊島区、山田智社長)では、公共・商業施設をターゲットとした浸水被害対策の主力商品『アピアガード 防水シートⅢ』に加え、戸建住宅や小規模店舗向けに開発し2013年12月に投入した新商品で簡易脱着タイプの防水板『アピアガード オクダケ』のアピールに力を注ぐ方針だ。